SaaS業界の転職では、求人を自分で探す型とスカウトを待つ型の2種類があります。性格が違うため、併用するのが基本です。
この記事では、6つのサービスを比較し、使い分けを整理します。
※ 本記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。評価は公開情報と各サービスの仕様にもとづき、報酬額による順位付けは行っていません。
結論:2つ併用するのが基本
| 目的 | 使うサービス |
|---|---|
| 求人数を広く見たい | 総合型(doda、リクナビNEXT) |
| 年収500万円以上を狙う | スカウト型(ビズリーチ、doda X) |
| IT・SaaSに特化したい | IT特化型(レバテックキャリア、Geekly) |
| 地方在住・リモート希望 | 総合型+IT特化型 |
SaaS企業は求人の出し方が分かれています。自社サイトにしか出していない求人も多く、エージェント経由でしか見られない案件もあります。
1. ビズリーチ|スカウト型の代表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型 | スカウト型(ハイクラス) |
| 対象 | 年収500万円以上が目安 |
| 強み | ヘッドハンターからのスカウト、非公開求人 |
| 注意 | 登録には職務経歴の入力が必要 |
SaaS企業の管理職・エンタープライズ営業の求人が集まります。スカウトが来るかどうかで、自分の市場価値を確認できるのが利点です。
登録してもスカウトが来ない場合は、職務経歴の書き方に原因があることが多いです。数字と担当範囲を具体的に書く必要があります。
2. doda X|エージェントとスカウトの中間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型 | スカウト型+エージェント |
| 対象 | 年収600万円以上が中心 |
| 強み | キャリアアドバイザーによる支援、非公開求人 |
| 注意 | 面談が必要 |
スカウトを待つだけでなく、担当者と一緒に応募先を絞れます。初めての転職で、進め方が分からない人に向きます。
3. doda|求人数の多さ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型 | 求人検索型+エージェント |
| 対象 | 幅広い(第二新卒〜ミドル) |
| 強み | 求人数、検索のしやすさ |
| 注意 | SaaS特化ではない |
SaaS業界に限らず求人を横断して探せます。他業界と比較してから決めたい人に向きます。
「SaaS 転職」で検索すると2万件前後の求人が出ますが、なかにはSaaS企業の利用者側の求人も混ざります。企業名で確認してください。
4. レバテックキャリア|IT特化・エンジニア寄り
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型 | エージェント型(IT特化) |
| 対象 | エンジニア・クリエイター中心 |
| 強み | 技術職の求人密度、技術理解のある担当者 |
| 注意 | 営業職の求人は少なめ |
エンジニア、デザイナー、プリセールスを狙うなら選択肢になります。
5. Geekly|IT・Web業界の若手向け
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型 | エージェント型(IT・Web特化) |
| 対象 | 20代〜30代前半が中心 |
| 強み | 成長企業の求人、面接対策の支援 |
| 注意 | 管理職・高年収帯は弱い |
SaaS企業の若手採用に強いサービスです。20代で未経験から入りたい場合に向きます。
6. リクルートエージェント|求人数と全国対応
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型 | エージェント型(総合) |
| 対象 | 幅広い |
| 強み | 求人数、地方の求人 |
| 注意 | 担当者の専門性にばらつきがある |
地方在住でSaaS企業を探す場合、求人の絶対数が多いサービスが有利です。
6つの比較表
| サービス | 型 | SaaS求人の量 | 向く年収帯 |
|---|---|---|---|
| ビズリーチ | スカウト | 中 | 500万円以上 |
| doda X | スカウト+エージェント | 中 | 600万円以上 |
| doda | 検索+エージェント | 多 | 400万円以上 |
| レバテックキャリア | エージェント(IT) | 中(技術職) | 450万円以上 |
| Geekly | エージェント(IT・若手) | 中 | 350〜600万円 |
| リクルートエージェント | エージェント(総合) | 多 | 400万円以上 |
※ 求人の量は2026年11月時点の公開情報にもとづく相対的な目安です。
この表で判断するなら、年収500万円以下ならdodaとGeekly、500万円以上ならビズリーチとdoda Xが起点になります。
使い分けの実例
20代・未経験からSaaS営業を目指す場合
Geekly+dodaの2つで十分です。Geeklyで書類と面接の支援を受け、dodaで求人の幅を確保します。
30代・営業経験ありで年収アップを狙う場合
ビズリーチ+doda Xです。ビズリーチで市場価値を確認し、doda Xで具体的な応募先を絞ります。
エンジニア・プリセールス志望の場合
レバテックキャリア+ビズリーチです。技術職の求人密度と、上位グレードの求人を両方カバーできます。
使う前の注意点
転職サイトは「登録すれば決まる」ものではありません。職務経歴の記載が薄いと、どのサービスを使っても結果は変わりません。
- 職務経歴は数字と担当範囲を具体的に書く
- 同じ職務経歴書を使い回さず、応募先ごとに職種名を合わせる
- スカウトの返信は48時間以内にする(遅いと選考が止まる)
- エージェントは2〜3社までにする(それ以上は対応が雑になる)
よくある質問
Q. 複数のサイトに登録しても問題ありませんか。
A. 問題ありません。ただし同じ求人に複数経由で応募すると、選考が重複して印象が悪くなることがあります。
Q. スカウトが来ません。
A. 職務経歴の記載が原因のことが多いです。担当した業務の規模・数字・役割を追記してください。
Q. エージェントは何社使うのがいいですか。
A. 2〜3社が目安です。それ以上になると、面談や連絡の負担が増えて1社あたりの対応が薄くなります。
まとめ
SaaS業界の転職では、求人を探す型とスカウトを待つ型を併用します。年収帯によって起点が変わります。
どのサービスを使う場合も、職務経歴の具体度が結果を左右します。
エージェントの詳しい比較は「SaaS転職エージェント比較」で整理しています。

