LayerXは、支出管理SaaS「バクラク」シリーズで急成長している企業です。2026年1月に全社ARR100億円に到達し、創業から数年でこの規模に達した国内SaaSの代表例になりつつあります。
基本データ|数字で見る会社の輪郭
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 上場 | 非上場 |
| 設立 | 2018年8月 |
| 従業員数 | 582名(2026年1月時点) |
| 累計調達額 | 約282億円 |
| 推定評価額 | 約1,000億円 |
| 全社ARR | 100億円(2026年1月) |
| 代表 | 福島 良典 |
※ 公開されている調達発表および報道にもとづく情報。評価額は2025年9月のシリーズB時点の調達後評価額(約1,026億円)です。
事業内容|支出管理という領域
| プロダクト | 内容 | 対象業務 |
|---|---|---|
| バクラク請求書 | 請求書の受領・処理 | 経理 |
| バクラク経費精算 | 経費の申請・承認 | 全社 |
| バクラクカード | 法人カード・支出管理 | 経理・管理部門 |
| バクラク契約 | 契約書管理 | 法務 |
※ 製品別の売上構成は非開示です。
支出管理(BSM)とは
企業が外部に支払うお金の流れを一括で管理する領域です。請求書・経費・カード・契約は本来別々の業務ですが、根っこは同じ「支出」です。
カード事業の意味
法人カードを発行すると、決済のデータが直接入ります。支出の発生源を押さえることで、他のプロダクトへの接続が強くなります。
急成長の代償
2026年3月期は売上91億円に対して営業損失36億円と、投資先行のフェーズです。人員も3年で225名から700名超へと急増しており、組織の作り方が追いつくかが焦点になります。
LayerXは「経費精算のツール」ではなく「企業の支出を全部見る」という構想で事業を広げています。この全体像を説明できると、面接での理解度が一段上がります。
企業概要|組織と働き方の実データ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 従業員数 | 582名(2026年1月) |
| 累計調達額 | 約282億円 |
| 推定評価額 | 約1,000億円 |
| 全社ARR | 100億円 |
※ 公開情報にもとづく数値。非上場のため有価証券報告書による開示はありません。
人員が3年で3倍以上
225名から700名超へと急増しています。組織の作り方が事業の成長に追いつくかが最大の課題で、入社時期によって環境が大きく変わります。
評価額1,000億円のユニコーン
2025年9月のシリーズBで150億円を調達し、調達後評価額は約1,026億円になりました。上場前の企業としては国内有数の規模です。
年収|急成長企業の報酬
平均年収は公式に開示されていません。ただしストックオプションを含む報酬設計が一般的で、上場時の価値向上を前提としたオファーが提示されることがあります。
※ 非上場のため有価証券報告書はありません。報酬の構成(基本給・インセンティブ・SO)は面接で確認してください。
選考の実際
選考は書類→カジュアル面談→一次面接→二次面接→最終面接という流れが一般的です。「なぜこの事業か」を構造的に語れるかが問われます。
| 段階 | 相手 | 見られていること |
|---|---|---|
| 一次 | 現場マネージャー | 実務と思考 |
| 二次 | 部門長 | 事業の理解 |
| 最終 | 経営層 | 長期のコミット |
面接では「バクラクのどのプロダクトに関心があるか」を聞かれます。4つの製品の関係性を理解しているかが見られます。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 急成長の環境で負荷を楽しめる
- 事業の構造を考えるのが好き
- 上場前の企業に関わりたい
向いていない人
- 整った制度と体制を求める
- 決まった業務を淡々とこなしたい
よくある質問
Q. 上場予定はありますか。
A. 公式に発表されていません。面接で確認するほかありません。
Q. 激務ですか。
A. 急成長企業に共通して負荷は高いと推測されますが、公開情報では残業時間は開示されていません。
Q. 未経験でも転職できますか。
A. 職種により異なります。営業は法人営業の経験が求められることが多いです。
まとめ
LayerXは、支出管理という領域で急成長する非上場企業です。ARR100億円・評価額1,000億円の規模に達し、組織の作り方が追いつくかが焦点です。成長の負荷を楽しめる人に向いています。

